ROCK AND READ 041
2012年4月25日発売 1,200円

   表紙    裏表紙
 

ミュージシャンの本音に迫るパーソナルロングインタビュー集『ROCK AND READ』の041号。the GazettEのギタリスト、麗(うるは)が約3年半振りに本誌の巻頭表紙を飾ります。3月に行なわれた幕張での10周年記念ライブの舞台裏から、徹底した“ヴィジュアル系としての美学”についてまで、10年間ぶんの苦悩と喜びを、たっぷりと2万字インタビューしています。8月にリリース予定のニューアルバムの制作でバンドはしばらく地下に潜ると思われるため、このタイミングでのロングインタビューおよび完全撮り下ろしによるメンバーの露出はとても貴重です。また、巻末には、結成15周年を迎え、ムックの日(6月9日)に幕張で特別ライブを行なうムックのボーカル、逹瑯も登場します。前回登場時は、まさに東日本大震災があった3月11日に撮影取材をしました。ちょうどその1年後の同じ日に、同じ場所で撮影取材を行ない、震災がバンドおよび逹瑯個人にもたらした影響について、完全本音のぶっちゃけトークをしています。

 

CONTENTS


- cover -

麗/the GazettE

「10年後の美学」
3月10日に幕張メッセで行なわれた始動10周年記念ライブの舞台裏と、これまで貫いてきた「ヴィジュアル系の美学」を語った。コビを売らず、今の自分たちに忠実に。麗にとっての理想の「麗像」、理想の「バンド像」とは。

- backcover -

逹瑯/ムック

「3.11 -同じ日、同じ場所で-」
逹瑯が表紙を飾った035号の取材が行なわれたのは2011年3月11日だった。どこかやり残したような気持ちの整理、1年前の決着と言うと大げさだが、改めて、あえて同じ日のほぼ同じ時刻、同じ場所、同じスタッフで取材を組んだ。

武瑠/SuG

「不完全」
小説執筆にブランド展開と、個人活動も順風満帆だが、それはすべてバンドを思ってのこと。アーティストとして生きることに全身全霊で人生を捧げる覚悟を決めたような発言も続々と飛び出すディープインタビュー。

KENZO/AYABIE

「覚醒」
本誌前回登場時に「AYABIEがバンドになれた」と語ったが、その後、より大きな葛藤が生まれ、自分自身と徹底的に向き合った。本当の前向きさを取り戻したKENZOが「今、本当にやりたいこと」を明かす。

剣/Sadie

「「一匹狼」論」
なんでもできて我が強く、本来は一匹狼的な気質を持つが、最近になって、個がぶつかり合うSadieの活動の中で考えが変わってきたという。その理由を理論的に解説。バンド加入時のエピソードも本邦初公開!

悠介/lynch.

「激しさの理由」
ライブでステージでの動きが超絶級に激しくなってきたことには明確な動機があった。相次いだ身内の死、そして震災。一時期は寝ることがもったいないと思うほど、一瞬一瞬を大事に生きるようになった悠介の、新しい物語。

弐/ギルガメッシュ

「サディスティックな進撃」
国内外のライブで場数を踏み、シーンを牽引する存在になったギルガメッシュだが「バカ騒ぎ」への意欲はつきない。その象徴とも言える怒涛の13日間連続公演を終えたばかりの弐が、これまでの自分と新たに見えた兆しにを語る。

YUKI/Versailles

「自分改革」
結成5周年を迎えたVersaillesのYUKIは、あるときドラマーとしての行き詰まりを感じ、つい最近まで悩んでいたという。リズム改革を目指して体を作るなどストイックな彼だが、海外では珍騒動を巻き起こしたりも?

燿/摩天楼オペラ

「音楽の正義」
昨年日本を襲った東日本大震災。岩手出身の燿は、一時期は音楽をやめて帰郷することも考えたというが、メンバーとの話し合いがそれを思いとどまらせた。1人でも多く人を助け、思いを伝えたいという燿が「正義」の決意表明をする。

威吹/ダウト

「ダウトレボリューション」
ヴィジュアル系シーンに食い込んでいきたいという思いがあった威吹は、あるときダウトに声をかけられる。新バンドを始動させようとしていたため、最初はことわるつもりだった彼の心を大きく動かしたメンバーのある行動とは?

Tohya/vistlip

「使命感」
それらしい活動に取り組んでいるわけでもないのにバンドで食うと豪語し高校を中退。そんな破天荒な一面も持つTohyaが、vistlipと出会い、メンバーとの絆、夢、そして自分の使命を見つけていくまでの光と影のストーリー。

BAN/少女-ロリヰタ-23区

「理想郷」
今までパーソナルな面をほとんど明かすことがなかったが、今回は「蔵出しです!」という本人お墨つきのもと大公開! 紆余曲折を経てやっとたどりついた少女-ロリヰタ-23区という理想郷と、意外な野心について語ってくれた。

RYUICHI/ギルド

「事務所解雇!……か?」
3つの目標をすべて達成できなければ事務所解雇という、かなり無謀な試練に挑戦しているギルド。しかし「なんでもやればできる」精神で明るく突き進む彼の半生を知れば、前向きに取り組めるその理由がきっと見えてくるはずだ。

 

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