ROCK AND READ 042
2012年6月27日発売 1,200円

   表紙    裏表紙
 

ミュージシャンの本音に迫るパーソナルロングインタビュー集『ROCK AND READ』の042号は、表紙巻頭をBUCK-TICKのボーカリスト、櫻井敦司が飾ります。メジャーデビューから25年、その間メンバーチェンジも一切なく、そして12年連続で武道館単独公演を続行中と、今でも絶対的カリスマバンドとしてシーンのトップに君臨するBUCK-TICK。その軌跡を改めて、櫻井が深く振り返ります。インタビュー時間2時間、文字数にして2万字。“退廃の美学”すなわち“滅びの美学”を提示しながら25年以上が経つわけですが、それでもBUCK-TICKが滅びない意外な理由。結成当時に髪を立てた理由と、そこから生じた葛藤…etc.。BUCK-TICKのメンバーは決して饒舌ではありませんが、BUCK-TICK及び櫻井敦司が持つ“いくつかの矛盾”について、たっぷりと語っていただきました。また、巻末には、今年の晩秋、メンバーの急逝で活動を休止していた伝説のバンド「Raphael」の復活ライブを行うYUKIことriceの櫻井有紀が登場。Raphaelとして再びステージに立つことにした本当の理由を告白します。これはもう、涙なくして読めません!

 

CONTENTS


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櫻井敦司/BUCK-TICK

「いくつかの矛盾」
退廃的な世界観、すなわち「滅びの美学」を提示しながら25年以上、なぜBUCK-TICKは滅びないのか。多くの「矛盾」を抱えた奇跡のバンドの「奇跡の軌跡」「矛盾の軌跡」を、フロントマン櫻井が振り返る。

 

INORAN

「音楽の力」
9月にソロ活動15周年を迎えるINORAN。当初は「モノクローム」と形容されることが多かった彼の音楽だが、今はとても「カラフル」に見えるのはなぜなのか。「音楽人」INORANが「音楽愛」を笑顔で語る。

ガラ/MERRY

「腹をくくる」
Zeppで「10周年」を完結させ、現在「11年目」を突っ走るMERRY。未来を見ることなく「今」を必死に走ることを決めたガラが、「今はどうやったらガラが幸せになれるかしか考えていない」と言い放つ!

ASAGI/D

「ヴァンパイア、世界を行く。」
2度目となるヨーロッパツアーから一時帰国、南米ツアー出発まであと12時間というASAGIをキャッチ。ティム・バートン監督との出会いを含む、海外での素敵なエピソードをたっぷりと公開してもらった。

葉月/lynch.

「劣等感と夢と本音」
メジャー2作目『INFERIORITY COMPEX』は、タイトルを直訳すると「劣等感」。メジャーとインディーズのはざまにいるようなスタンスに? ジャンル的な孤立感に? 葉月の「劣等感」の源を探った。

AKIHIDE/BREAKERZ

「最後の賭け」
ボーイスカウト少年だったAKIHIDE。ギターの魅力に取りつかれ、最初のメジャーデビューを果たすも挫折を味わう。「キャリア的にも追いつめられた」彼は覚悟を決めてBREAKERZに。その半生をひも解く。

万作/バロック

「今を生きる」
現在行方不明の万作が、バロック愛をとことん語ったロングインタビュー。バロックは今年完全復活を果たしたが、これは期間限定なんかではなく、ただならぬ思いがそこに秘められていることが伝わってくる。

Anzi/摩天楼オペラ

「ロックスターの正義」
今、ロックバンドのヒーローがいないと嘆くAnzi。シーンの再燃には次世代のギターキッズを生むカリスマプレイヤーが必要不可欠だと語り、そのために自分もバンドも「ロックスター」になると宣言!

樹威/GOTCHAROCKA

「再出発」
納得のいく最後とは言えないヴィドールの解散劇から、模索しながらのソロ活動を経て、新バンドを結成するまでの経緯を追った。なお、偶然にもこの取材をしたのはヴィドールが解散ライブを行なった日だった。

準々/DOG inTheパラレルワールドオーケストラ

「ピュアボーイ」
もともと目立ちたがり屋の性格だったが、DOG結成以降は、ボーカリストを目立たせたいという考えにシフト。音楽への純粋な思い、ヴィジュアル系への思い、そしてかわいい男の子への思い…を準々が告白。

九条武政/己龍

「マスクの下」
小学時代は泣き虫でイジメにもあっていたという九条武政だが、自己改革をして克服。もともと「バンギャル男」だった自らの音楽人生、理想のバンド像を語りつくす。徹底してマスクを外さない理由も公開。

一聖/BugLug

「ワガママ道」
昔からプライドが高かったという一聖は、周りからの厳しい意見に翻弄され自分を見失いかける。しかし、このままじゃダメだと自力で這い上がる。これまで公にしてこなかった「秘密」の話も交え、その半生を語る。

櫻井有紀/rice

「天使たちの再演」
1999年に全員が18才でデビュー、しかし2000年にメンバーの急逝で活動を休止したRaphaelが、この秋に再演する。その真意と今の正直な気持ちを、現在riceで活動している櫻井有紀(YUKI)に聞いた。

 

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