ROCK AND READ 054
2014年7月15日発売 1,200円

   表紙    裏表紙
 

ミュージシャンのロングインタビュー本“読むロックマガジン"こと『ROCK AND READ』の54号は、6月4日にニュー・アルバム『或いはアナーキー』をリリースするBUCK-TICKのボーカリスト、櫻井敦司が、2年振りに本誌の表紙+巻頭34Pを飾ります。過去最高傑作との呼び名の高い同作がどう産み落とされたのか、その背景を深く追跡しました。宇宙論から人間論、道化論、美学、さらにはこんなことまで話してしまうのか?という意外なエピソードまで、櫻井敦司という人間の「今」がかなり奥深くまで見えてきます。気鋭のフォトグラファー、中野敬久氏による、シュールからエロティックまで、最近はなかなか見ない刺激的な表情とポージングのグラビアも見どころです。その他、音楽論やバンド論を語ったDAMIJAWのka-yu、メンバーの「卒業」を控えた今の心境を語ったダウトの幸樹をはじめ、今回も全12人がディープなパーソナルロングインタビューと完全撮り下ろしの写真で登場します。

[登場アーティスト]
櫻井敦司[BUCK-TICK]
ka-yu[DAMIJAW]
幸樹[ダウト]
真緒[Sadie]
彩雨[摩天楼オペラ]
yo-ka[DIAURA]
ジン[SCREW]
華遊[ν[NEU]]
Ray[BORN]
Kouichi[カメレオ]
Sizna[Moran]
悠希[Lycaon]

A5判:240ページ
1200円
シンコーミュージック・エンタテイメント
2014年7月15日発売

 

CONTENTS


- cover -

櫻井敦司/BUCK-TICK

「櫻井敦司論」
「櫻井ワード」が今まで以上に満載された、いわば櫻井敦司の集大成のようなアルバム『或いはアナーキー』。彼のいわゆる「キラーワード」を掘り下げ、その脳内宇宙を探索してみた。美しくも妖しい「櫻井宇宙」へ、ようこそ。


ka-yu/DAMIJAW

「あの場所」
5月にリリースされた『THIS IS MY WING』でストレートに「羽」をモチーフにした理由、そこで歌われている「あの場所」とは。ka-yuの今の気持ちを深く切り込み見つけた、現在のka-yuの「存在証明」。

幸樹/ダウト

「一期一会」
ドラムのミナセの「卒業」が発表され、今も信じられない気持ちでいっぱいのファンも多いだろう。フロントマン幸樹に登場していただき、「そこ」にいたるまでの経緯と、「その後」に対して思うことを全身全霊で打ち明けてもらった。

真緒/Sadie

「「10周年」に向けて」
10年間という「ひとつの区切り」を前に、「Sadie」というバンドの変化、「真緒」という1人の人間の変化について、これまでを振り返りつつ語ってもらった。ここまで続けられた理由、そしてモチベーションの源とは……?

彩雨/摩天楼オペラ

「愚者;THE FOOL」
メタルでもありJポップでもありヴィジュアル系でもあるバンドの中で、中性的な存在感を放つ彩雨。どこにも属しながらどこにも属さない、そんな奔放さが自身の真骨頂だと公言する彩雨の深層に、驚きのヴィジュアルとともに迫る!

yo-ka/DIAURA

「覚悟」
ドラマー交代、無謀とまで言われたキャパ上げへの挑戦、47都道府県ツアー強行と、密度の高い活動を繰り広げるDIAURA。そうした激動の中でバンドの骨格を太くした今、yo-kaの野望を日本武道館が見える場所で高らかに宣言した。

ジン/SCREW

「結果楽しく」
音楽に一直線になり上京したが、長く続かないバンド活動にナーバスになったこともあったという。気持ちを再熱させた今のメンバーとの出会い、そして自分自身について語った。SCREWの縁の下の力持ち、ジンの素顔をのぞく。

華遊/ν[NEU]

「プリンセスレンジャー」
「町一番の有名人」だった少年が現在のスタイルにたどり着くまで、そして自分にとってν[NEU] が特別である理由――。甘く可憐なヴィジュアルの奥にひそむ、「華遊」という存在の本質を暴く自身初のパーソナルインタビュー。

Ray/BORN

「がんばる理由」
2月末、ともに下手を盛り上げていたベースのKIFUMIが脱退。解散も視野に入れるほど悩んだ時期もあったというが、いかにしてそれを乗り越えたのか。苦難に打ち勝ち、まぶしい未来を見据えるRayがすべてを語る。

Kouichi/カメレオ

「ドリーム戦略」
幼少期から戦国武将に強い憧れを抱いていたKouichi。敬愛する武将の考え方は、実はカメレオの活動面にも影響しているという。現実を見ているからこそ夢を見られると語るKouichiが、ビジュアルシーンに狼煙を上げる!

Sizna/Moran

「スタート地点」
今の激しいステージングからは想像もできないが、少年時代は物静かで消極的だったという。そんな彼がどのように音楽に出会い、表現者として目覚めていったのか。Siznaにこれまで訪れた数々の「スタート地点」を検証する。

悠希/Lycaon

「「EROS」」
名古屋を拠点にしながらもその名を全国区に広げ、勢いの止まらないLycaon。脱サラしてまでこの世界で歌うことを決めた悠希が、挑戦と変化の中で得た大切なもの、そして彼の色気の正体とは。素直すぎる「今の気持ち」をさぐった。

 

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