ROCK AND READ 075
2017年12月25日発売 1,200円
ミュージシャンの本音と本心に迫るパーソナルロングインタビュー集『ROCK AND READ』の75号の表紙巻頭は、結成20周年となる2017年をまさに怒涛の1年にしたMUCCのボーカリスト逹瑯が飾る。信じられないほどの数のリリースとライブを、しかも高密度、高品質で提示してきたが、どうやって逹瑯はモチベーションを維持してきたのか、そして生身の体が武器のボーカリストとしてどうやって1年を乗りきってきたのか。そうしたことにも踏み込んだ2万字ロングインタビューは、ファンはもちろん、ボーカリストも必読だ。
さらに、A9の将は、Alice Nine時代初期のようなキラキラ感が今再び出せるようになった経緯を、それまでに起こったバンド最大の窮地を含めてリアルに語ってくれた。また、LSNのRUKAは、昨年末に活動休止したNIGHTMAREへの思い、そして現在力を注いでいるソロプロジェクトLSNにかける思いを激白してくれた。
今回は全10人が完全パーソナルで登場し、これまでよりさらにボリューミーに、パーソナルな部分をより深く追及し、しかも全員がカラーグラビアでの掲載となっている。
［登場アーティスト］
逹瑯［MUCC］
将［A9］
RUKA［LSN］
長谷川 正［Plastic Tree］
ギル［Angelo］
晁直［lynch.］
七星［R指定］
奈緒［アルルカン］
Sacchan［DEZERT］
ASAGI［D］
A5判：224ページ
1200円
シンコーミュージック・エンタテイメント
2017年12月25日発売
CONTENTS
- cover -
逹瑯／MUCC
『駆け抜けた20年、そして21年目へ』
結成20周年となる2017年を高密度で完走したMUCCの逹瑯に、20年の軌跡を振り返ってもらった。自身のことを「向上心がない」とうそぶくが、実は相当な努力家であり、研究熱心であることが見えてきた。
将／A9
『キラキラ』
10周年を機に当時いた事務所から離れ、大志を抱いて外に出たものの、「そこには地獄が待っていた」と将は振り返る。水面下では必死だったというまるで白鳥のような生き方をしてきたからこそ、今、A9はキラキラとその翼をはためかせているのだろう。
RUKA／LSN
『裏と表』
NIGHTMARE活動休止から1年が経った今、RUKAはなにを思い、どんな思いでLSNを動かしているのか。結果として、クリエイターとしてのRUKAの思いも浮き彫りになるインタビューとなった。
長谷川 正／Plastic Tree
『雨神様』
メジャーデビュー20周年となるPlastic Treeの2017年はまさにお祭りと言える「樹念」イヤーだった。オリジナルメンバーであり、リーダーでもある長谷川正に、陰と陽を含め、プラの20年を総括してもらった。
ギル／Angelo
『居場所なら自らで創ればいい』
結成10周年を超えたところからスタートした本誌Angeloパーソナル取材シリーズ。トリは、末っ子的な存在でもあるギルだ。音楽のみならず人生にもストイックになるまでの様子が垣間見える人間成長物語的インタビュー。
晁直／lynch.
『lynch.イズム』
lynch.の愛されキャラクター、晁直が本誌に約4年ぶりに登場。その間にlynch.は本当にたくさんの激動を経験したが、4人になっても止まらなかった理由、ずっと上昇気流に乗り続けられている理由とはーー。
七星／R指定
『爪痕』
めったにパーソナル取材を受けない七星が、いよいよ本誌に登場！ 相変わらず世間を騒がし続けているR指定の「七星」が生まれるまでのストーリー、バンド活動へのこだわり、今後の野望までを聞いた。七星は、やっぱり熱い漢だった！
奈緒／アルルカン
『「ダメ人間」物語』
活動5年目に突入したアルルカン。今、やっと「バンド」になれたというアルルカンの現状と、「ダメ人間」という言葉を掲げる自分たちの本質を問うた。理想を目指し変化を続ける「クソ真面目バンド」の模索の日々をここに記す。
Sacchan／DEZERT
『幸せ』
バンドリーダーのSaZ改めSacchanに、相変わらず我が道を行くDEZERTの近況について聞いた。最近、哲学にハマり、人生について考え方が変わってきたというSacchan、かく語りき。
ASAGI／D
『斑』
2018年に結成15周年&メジャーデビュー10周年を迎え、ソロアルバム『斑』のリリースと初のソロワンマンツアーも控えているASAGI。時に竜のように、時に蝶のように「今」を飛び続けるASAGIの制作にかける想いをひも解く。
