ROCK AND READ 090
2020年6月19日発売 1,300円

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表紙巻頭=逹瑯(MUCC) 『惡』全曲解説

特集
「90年代ヴィジュアル系」大全集
~1990-1999年のシーンを総括~
BUCK-TICK『惡の華』からLUNA SEA終幕前夜まで

[登場アーティスト]
interview
逹瑯[MUCC]
逹瑯[MUCC]× 葉月[lynch.]
ミヤ[MUCC]
YUKKE[MUCC]
SATOち[MUCC]
沙我[アリス九號.]
猟牙[RAZOR]
夕霧[DaizyStripper]
YUCHI[sukekiyo]
中島卓偉

live report
DIR EN GREY
己龍

A5判:224ページ
1300円
シンコーミュージック・エンタテイメント
2020年6月19日発売

 

CONTENTS


- cover -

逹瑯/MUCC

『『惡』全曲解説-逹瑯編-』
ついにリリースされた15thアルバム『惡』。どこか今のこの事態とリンクするような内容にもなった同作を、メンバー個別に全曲解説。まずは逹瑯編。哀切とあたたかみを感じさせる「スーパーヒーロー」の秘密も明らかに!


逹瑯/MUCC × 葉月/lynch.

『「目眩」対談』
MUCCのニューアルバム『惡』収録の「目眩」にシャウトでゲスト参加した葉月。それぞれのシャウトへの取り組み方や、コロナ禍のこの状況でミュージシャンがすべきことなどをリモートで誌上討論してもらった。

ミヤ/MUCC

『『惡』全曲解説-ミヤ編-』
MUCCのリーダーであり、メインソングライターであり、トータルプロデュースやエンジニアリングまで手がけるギターのミヤが2号連続で本誌登場。アルバム『惡』の成り立ちから、完パケに至るまでの全貌を明かす。

YUKKE/MUCC

『『惡』全曲解説-YUKKE編-』
ベーシストのYUKKEは「アルファ」の作曲を手掛け、「SANDMAN」もミヤと共作曲。その2曲を中心に、『惡』の制作と各収録曲について、「漢字1文字でこの16曲を表す」なら「惡」以外にないというYUKKEの視点で解説。

SATOち/MUCC

『『惡』全曲解説- SATOち編-』
SATOち作のMUCC曲も増えてきたが、今回の『惡』では3曲に携わった。ミヤが「MUCCジャンル」としてすでに確立されているというSATOち節全開のパンキッシュナンバー「神風Over Drive」などその3曲を中心に、全曲解説。

live report:DIR EN GREY

3月28日、ツアー“疎外”の初日会場でもあったKTゼップ横浜にて、配信ライブ“The World You Live In”を行なった。ライブ前にはインタビューやサウンドチェック風景なども公開。その後の動きも含め、その歴史的な日の模様をレポートする。

live report:己龍

5月17日、単独巡業“殊塗同帰”の千秋楽として配信ライブを敢行し、ツアーを完結。そこにはバンドとしての意地と、ファンの気持ちに応えるという決意があったはずだ。「私塗レ」に込めた思いを含め、当日の模様をレポート。

「90年代ヴィジュアル系」再考察PART1

『「90年代ヴィジュアル系」の正体』
黄金期と呼ばれる90年代ヴィジュアル系の全貌を解明すべく、まずはその10年間に起こったトピックスを紹介。すべてを拾いきることはできないが、それにしても本当にすごい時代だった。

「90年代ヴィジュアル系」再考察PART2

『90年代の起点「1990年」集中検証』
黄金の90年代が始まった年であり、世紀末へ向けてのカウントダウンが始まったと言える年に、2枚の名作が産み落とされた。BUCK-TICK『惡の華』、D’ERLANGER『BASILISK』である。

「90年代ヴィジュアル系」再考察PART3

『「名古屋系」と「大阪シーン」の系譜』
90年代のヴィジュアル系に間違いなく存在していた地域性。名古屋系がその代表だろうし、大阪にも独自のコアなシーンがあった。2つの地域に特化して当時のシーンを追った。

90年代ヴィジュアル系再考察PART4

『藤田幸也-YUKIYA-インタビュー』
PART3で大阪シーンのキーパーソンとして名前があがった藤田幸也に90年代のシーンについて直撃。なぜ90年代が黄金期と言われ、今となにが決定的に違うのか。時代を駆け抜けた幸也が提言!

沙我/アリス九號.

『『不夜城エデン』全曲解説』
バンド名を初期のアリス九號.に戻してからの初アルバムで、同名義では11年ぶりとなる『不夜城エデン』。和洋折衷を見つめ直したというバンドのメインコンポーザー沙我に、このアルバムを全曲解説してもらった。

猟牙/RAZOR

『掟破りの掟』
昨年11月にオリジナルドラマーが脱退、今年3月に後任のNIKKYが加入し、5月には早くもフルアルバム『掟』をリリース。なぜそんなにも急いでリリースしたのか、そこに収録された12曲にはどんな思いが込められているのか。猟牙を直撃。

夕霧/DaizyStripper

『マイナスをプラスに』
度重なるツアー延期や中止でネガティブになっているかと思いきや、夕霧からはポジティブな言葉が発せられるばかり。この状況で生まれた葛藤にも触れつつ、だからこそわかったことや闘志を表明してくれた。

YUCHI/sukekiyo

『未来』
DIR EN GREYの京の別プロジェクトsukekiyoのベーシスト、YUCHI。kannivalismのこと、MIYAVIのサポート時代のことなど、生い立ちを含めたこれまでの音楽遍歴、そしてsukekiyoで得たもの、これからの展望などを聞いた。

中島卓偉

『ラブソングを書かない理由』
昨年迎えたデビュー20周年、ベストアルバム、楽曲提供についてなど、ナマの言葉で音楽にかける情熱を赤裸々に語ってくれた。さまざまな批判を浴びる経験を踏みつつも、音楽で勝負してきたつもりだと誇りをあらわにした。

 

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